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soleil diary

パッド交換が仕上がりました

3月6日に依頼したフルートのパッド交換が仕上がり、今日受け取ってきました。

新型パッドなので、低音とかさぞ良く鳴るんだろうな、と楽しみにしていましたが、
ん??ムラマツ楽器の試奏室で、仕上がったばかりのフルートを吹いてみると、
なんだかどうも、、、調子が、、、悪い。

音に滑らかさがまったくなく、まるで水道管に息を吹き込んでいるような、
そんなスカスカ・ガサガサな音がします。

パッドには汚れひとつない綺麗なクリーム色が広がり、
楽器に使用されているコルクやフェルトも全て新し物に交換されているので、
楽器自体は新品そのものに見えます。とても10年キャリアとは思えません。

でも、音色までもが新品楽器になってしまったかのようです。
私が10年かかって鳴るようにした、かつてのPTP50109はどこに行ってしまったの?

「良くなる」という期待が大きかったために、あまりにショックで
ムラマツの冷たい店員さんに相談しました。

私 「、、、パッドが変わると、結構音も変わりますね。
   でもちょっと鳴りにくいような。新品のような気がします。」

店員「そうですね。やっぱり暫くは鳴るまで吹き込んでいただく必要があると思います。
    後は色々調子が悪いこともあるかもしれないので、
    無料調整期間を半年間もうけています。」

そうなんですか、、、。

家に帰って、楽器修理中に使用していたヤマハの311と吹き比べてみました。

やばい、311のほうが良く鳴る。
しかもC管銀素材の311はプラチナよりも数段に軽く、明るい音がします。

ダメダメダメ!いつまでも311を吹いていたら、PTPに愛情を注げない。
恋愛と同じで、昔の彼を思い出していたら、新しい彼と幸せにはなれません。

ということで、311をケースにいれてまた収納の奥へとしまいこみます。

さて、これからPTPを鳴らしにかからなければ。
鬼指揮者の初合奏まで、後2週間しかないのですから・・・



by my50109 | 2007-03-21 20:21 | flute

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