ソウル旅行記~二日目(5/20sun)前半~
初日にソウルの町を結構感じることができたので、
3日間ともソウルにいるよりはどこかへ遠出しようと思い
DMZ(demilitarized zone 非武装地帯)の半日ツアーに参加しました。
この手のツアーはいくつかあり、ホテルにもパンフレットが沢山置いてあります。
しかも、"WE WORK 24 HOURS!365DAYS!"なんて感じなので
前日の夜でも電話で簡単にツアーの予約ができました。
(ちなみに、私が参加したDMZツアーは板門店のツアーは別なので、
JSAの映画に出てくる共同警備区域には行きません。)
朝7:50に迎えのバスが来て、いざ非武装地帯に向かいます。
その間、日本語の上手なガイドさんが色々な話をしてくれるのでとても面白かった。
旅先では一度くらいツアーに参加するのもいいと思います。
バスは漢江(ハンガン。大きな川)沿いの高速道路を走りますが、
この川、北朝鮮から繋がっているので川沿いには有刺鉄線が張り巡らされています。
川を使って北朝鮮からスパイが来るのを防ぐためとか。
ところどころに見張り台も。さらには有刺鉄線の上に石が置かれていて、
その石が落ちてないか時々見回っているそうです。
(石が落ちていれば侵入者の可能性があるから)
実際にそういうこともあったそうですよ。なんだか普段とは全然違う世界です。
左の写真は、最初に訪れた「自由の橋」です。
1953年に韓国戦争の休戦協定が締結された後に、戦争捕虜1300万人が
「自由万歳」と叫びながらこの橋を渡ってきたことから、この名前がつけられたそう。
その橋は今行き止まりになっていて、そのフェンスには離散家族の
苦しい思いが寄せられたメッセージがあります。(写真右)
ここでバスを乗り換えて、パスポートのチェックを受け「第3トンネル」へ。
トンネル内は写真撮影が禁止されているため写真がないのですが、
このトンネル、北朝鮮が韓国に侵入するために掘ったものだそうです。
1978年、韓国軍に発見された第3トンネルは
ソウルまでの距離が52kmの地点ということで、結構な騒ぎになったそう。
見つかったとき、北朝鮮は「これは韓国が掘ったものだ!」といったそうですよ。
他にもトンネル内は黒く炭が塗られていて、「炭鉱」だと嘘をついたそうです。
これまでに見つかった南進用トンネルは4つ。北朝鮮から韓国へ亡命した
技術者の話しでは「トンネルはもっと沢山計画されていた」そうで、
仮に韓国サイドの話を全部信じるとすれば、怖い話だと思いました。
さらにここから「ドラ展望台」というところに行きます。
この展望台からは北朝鮮も見えますが、黄砂の影響であまりはっきりとは見えません。
冬のほうが良く見えるそうです。とても寒いけど。
国境沿いには北朝鮮と韓国の国旗が掲揚されていて、
昔ポールの高さを競って、韓国は負けた、とガイドさんは話していました。
確か北朝鮮のポールの高さは100m以上だったはずです。
(だから展望台からも良く見えます)
そしてドラ山駅へ。
ここにはすごく近代的な駅があって、
実際にソウル間で電車が走っています。
韓国の人たちは、
いつか韓国から北朝鮮を抜けて、
左の写真のようにそしてヨーロッパまで
電車が延びることを願っているそうです。
確かにそれができたら素敵ですね。
それにしても、こんなに沢山の侵略の危機や嘘を北朝鮮からされて
それでも尚統一を望んでいる韓国の人たちって、懐が広いなぁ、と感じました。
私だったらすごく怒って「仲良くならなくてもいい!」って思っちゃいそうだけど(^^;
このツアーのことは、情報が多すぎてとても書ききれません。
左記のホームページに色々情報があるので参考にしてみてください。DMZ(日本語あり)
3日間ともソウルにいるよりはどこかへ遠出しようと思い
DMZ(demilitarized zone 非武装地帯)の半日ツアーに参加しました。
この手のツアーはいくつかあり、ホテルにもパンフレットが沢山置いてあります。
しかも、"WE WORK 24 HOURS!365DAYS!"なんて感じなので
前日の夜でも電話で簡単にツアーの予約ができました。
(ちなみに、私が参加したDMZツアーは板門店のツアーは別なので、
JSAの映画に出てくる共同警備区域には行きません。)
朝7:50に迎えのバスが来て、いざ非武装地帯に向かいます。
その間、日本語の上手なガイドさんが色々な話をしてくれるのでとても面白かった。
旅先では一度くらいツアーに参加するのもいいと思います。
バスは漢江(ハンガン。大きな川)沿いの高速道路を走りますが、
この川、北朝鮮から繋がっているので川沿いには有刺鉄線が張り巡らされています。
川を使って北朝鮮からスパイが来るのを防ぐためとか。
ところどころに見張り台も。さらには有刺鉄線の上に石が置かれていて、
その石が落ちてないか時々見回っているそうです。
(石が落ちていれば侵入者の可能性があるから)
実際にそういうこともあったそうですよ。なんだか普段とは全然違う世界です。
左の写真は、最初に訪れた「自由の橋」です。
1953年に韓国戦争の休戦協定が締結された後に、戦争捕虜1300万人が
「自由万歳」と叫びながらこの橋を渡ってきたことから、この名前がつけられたそう。
その橋は今行き止まりになっていて、そのフェンスには離散家族の
苦しい思いが寄せられたメッセージがあります。(写真右)
ここでバスを乗り換えて、パスポートのチェックを受け「第3トンネル」へ。
トンネル内は写真撮影が禁止されているため写真がないのですが、
このトンネル、北朝鮮が韓国に侵入するために掘ったものだそうです。
1978年、韓国軍に発見された第3トンネルは
ソウルまでの距離が52kmの地点ということで、結構な騒ぎになったそう。
見つかったとき、北朝鮮は「これは韓国が掘ったものだ!」といったそうですよ。
他にもトンネル内は黒く炭が塗られていて、「炭鉱」だと嘘をついたそうです。
これまでに見つかった南進用トンネルは4つ。北朝鮮から韓国へ亡命した
技術者の話しでは「トンネルはもっと沢山計画されていた」そうで、
仮に韓国サイドの話を全部信じるとすれば、怖い話だと思いました。
さらにここから「ドラ展望台」というところに行きます。
この展望台からは北朝鮮も見えますが、黄砂の影響であまりはっきりとは見えません。
冬のほうが良く見えるそうです。とても寒いけど。
国境沿いには北朝鮮と韓国の国旗が掲揚されていて、
昔ポールの高さを競って、韓国は負けた、とガイドさんは話していました。
確か北朝鮮のポールの高さは100m以上だったはずです。
(だから展望台からも良く見えます)
そしてドラ山駅へ。
ここにはすごく近代的な駅があって、
実際にソウル間で電車が走っています。
韓国の人たちは、
いつか韓国から北朝鮮を抜けて、
左の写真のようにそしてヨーロッパまで
電車が延びることを願っているそうです。
確かにそれができたら素敵ですね。
それにしても、こんなに沢山の侵略の危機や嘘を北朝鮮からされて
それでも尚統一を望んでいる韓国の人たちって、懐が広いなぁ、と感じました。
私だったらすごく怒って「仲良くならなくてもいい!」って思っちゃいそうだけど(^^;
このツアーのことは、情報が多すぎてとても書ききれません。
左記のホームページに色々情報があるので参考にしてみてください。DMZ(日本語あり)
by my50109
| 2007-05-27 23:01
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