soleil diary

企業ブランディングにアートを活かす

4日の月曜日は、アカデミーヒルズ49 タワーホールにて、
「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」展
関連パブリックプログラムに行ってきました。

テーマは「企業ブランディングにアートを活かす」。出演は、
ペトラ・アレンズ(UBSアートコレクション・コレクションエグゼクティブ) さんと
ジャン=クリストフ・アマン(UBSアートコレクション・アドヴァイザリーボード) さん、
福武總一郎(株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役会長 兼 CEO)

「企業ブランディングという概念は日本でも1980年後半に浸透し始めました。
経済のグローバル化が進展し、企業買収も珍しくない昨今、
新しい形でのブランディングが求められています。
このような時代に、近年人々の関心が高まる現代アートの
コレクションを通じた企業ブランドの構築とは・・・。
本シンポジウムでは、UBSをはじめとした企業のアート戦略を紹介し、
企業ブランティングにおける現代アートの活用法を探ります。」

というなかなか面白そうなシンポジウムで、実際とても面白かったです。

UBSさんは、ブランドが購買力に与える影響からはじまって、
芸術そのものの価値と企業イメージのどちらをとってArtを購入するか、とか、
contemporary artを通じた世界と地域のからめかた、などを
とてもわかりやすく話してくださいました。

そして、福武さん。この人すばらしく面白い方です。
先の2人が福武さんに向かって「是非あなたは本を書くべきだ!」と言わせたほど。
彼は、海外からも有名企業の社長さんがへりでやっていくるという、
あの有名な直島地中美術館を成功させている人。
上手くは説明できません。是非一度、生で福武さんのお話を聞いてみてください。
間違いなく引き込まれますよ。

いくつかあった興味深い質問を2つ。
「UBS collectionは世界を移動し広告やbrand image UPとして活用できるが
 直島は移動できない(島だから)。それでいいのか?」/UBS
「artは主役じゃない。modern artを通じて地域を活性化させたいからこれでいい。」/福武

「fukutakeのeventには、すぐにfukutakeだとわからないものがある。
 (たしかに今回のUBSはタイトルにもUBSの名前が入っていてすぐにわかる)
 そういったわからないeventがfukutakeのbrand managementと
 どう関係しているのか?」/UBS
「別に結びつかなくても良い。どうせ知ろうと思えばbenesseとか福武という名前は
 分かるんだから。税金払うよりいいよ。」/福武
「・・・確かに税金払うよりいいね。(←わらってない)」/UBS

確かに例えば直島にしても、Benesseって直島と自社との関係を
あまりPRしていないと思います。BenesseのHPを見てもそうだし。
そのあたりも、UBSから見れば「なんでそんなチャンス無駄にしてるの?
いっそのこと『Benesse直島』とかにして、企業のbrand managementに
役立てていけばいいのに。株主はなんとも言わないの?」
みたいな話になるんでしょう。
Benesseが買収されたら、きっと『Benesse直島』になっちゃうかしら。
あ、でも財団とその財団を運営させる財団も作ったっていってたから大丈夫かも。

ちなみにBenesseと直島の関係を知る前は、どうして瀬戸内海みたいな
行きにくい場所に直島があるんだろう、って思っていましたが、
Benesseが岡山本社だからなんですよね。
会社を継ぐために東京から岡山に戻った福武さんは、そのギャップを目の当たりにして、
何とかこの地域をもっと活性化させようと思ったそうです。だから、なんでしょうね。

こんな回答の福武さんですが、少子化にらんで老人施設作ったり
海外に学校作ったり、berlitz買収したりしてる。面白い会社です。

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by my50109 | 2008-02-10 23:59 | work

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